HIU ZEROCKETS(ゼロケッツ)が主催しているスクール「JUST PLAY」の「エンジョイ3×3(スリー・エックス・スリー)バスケ」を取材してみました!!

毎週月曜20時30分。東京都・吉祥寺にあるデパート丸井の屋上でHIU ZEROCKETS(ゼロケッツ)が主催しているスクール「JUST PLAY」の「エンジョイ3×3(スリー・エックス・スリー)バスケ」を取材してみました!!

路上にカゴさえあれば始められる3x3

今年の4月に開校した、3人制プロバスケットボールチームであるHIU ZEROCKETSが主催するスクール「JUST PLAY」。「大人のエンジョイ3×3バスケ」のほか、「キッズ3×3バスケ」「親子3×3バスケ」などのクラスが設けられています。

路上にカゴさえあれば始められる3x3。ルールは単純。だけどとにかく積極性が求められるといいます。一体どんなスポーツなのでしょうか?

とにかく積極性が求められるという、ストリート由来の「3×3バスケ」

3x3バスケのルールとは

1チーム4人編成で3人がプレーし、ロスターメンバー(控え選手)の1人が自由に交代できるスタイル。5人制バスケの半分のハーフサイズコートを使って、ボールの奪い合いにより攻守を切り替えます。

21点先取または10分勝負で得点数を競い合い、ライン外からのシュートは倍の2点。ユニークなのは、ボールを保持したら12秒以内に、シュートを打たなければならないショットクロックの独自ルールです。これによりフィールドプレーヤーの全員が、積極的にプレーする姿勢が求められるのです。

選手交代のタイミングも監督の指示ではなく、プレーヤー各自の裁量に委ねられるから、自主性も必要となります!

フィールドプレーヤーの全員が積極的にプレー!

実践を通じて学びを得ることに最大の価値がある

ストリートバスケは、基礎をていねいに教えるという授業はあまりないようで、最初からとにかく数をこなす実践を通じて学びを得ていくことが多いそうです。

実際、「大人のエンジョイ3×3バスケ」もいきなり、レイアップシュートの練習から始まりました。頭上から打っても、下から打ってもOK。細かなやり方にはとらわれず、ゴールが入ったらみんなで称え合う雰囲気が自然と醸し出されてました。

実践を通じた学びに最大の価値を見出す

初心者でもスキルがぐんぐん身につく!

「大人のエンジョイ3×3バスケ」参加者には、バスケ初心者もいます。というか、ほとんどが未経験者です。そのため楽しめるようになる取っ掛かりとして、最低限のバスケのコツは伝授されます。たとえばパスは、バウンドさせたほうがミスしにくいとか、味方のいるところへダイレクトに投げるのではなく、「リードパス」といって、走り込む先の空間にボールを送り込むなど。

あるいはバスケはボールの扱いに慣れると有利なため、その中心を感じる練習も取り入れられていました。両手で胸の前に保持するボールの上に、もうひとつボールを乗せて、バランスを10秒間キープ。こんな遊びのようなワークを通じて、初心者でもすぐにゲームを楽しめるスキルが、ぐんぐん身についていきます!

ボールの中心を感じるワーク。遊び感覚でスキルが身につく

スポンサーロゴを楽しめるOutfitterサービスを導入

参加者が動きやすい私服で、会社帰りなどにふらりと立ち寄れる気軽さも魅力。ただしユニフォームがバラバラだと、チームの区別が見た目に分かりづらい難しさもあります。

そこで「大人のエンジョイ3×3バスケ」クラスでは、AEON SIGNA Sports United(イオン・シグナ・スポーツ・ユナイテッド)が協賛するOutfitter(アウトフィッター)のサービスを導入。たとえばスポンサーロゴの入ったビブスなどでチーム分けを明確にし、初心者でも、視覚的にプレーしやすいひと工夫が取り入れられています。

またスポンサーロゴの入ったOutfitterのユニフォームは、アスリートライクな装いを演出できる楽しみもあるようです。3×3バスケに限らず、サッカーやバレーボールなどでもチームでオーダーすれば、通常よりもリーズナブルに制作できるので、気になる方は下記をチェックしてみてください!

Outfitterサービスについて

スポンサーロゴが配置されたユニフォームでアスリートライクな雰囲気を演出

「初心者でも気軽にできる環境を求めて」(参加した30代男性エンジニアの話)

もともとバスケが好きで、普段からNBAを観戦したり、バスケのテレビゲームを楽しんだりしています。実際に自分でもプレーしてみたいと思っていたところ、初心者でも気軽にできる環境をTwitterで見つけて「大人のエンジョイ3×3バスケ」に参加しました。

感想は、「すごく楽しかった!」の一言。(コロナ禍により)リモートの生活スタイルを強いられ身体を動かす機会が減っていたので、運動不足の解消になりました。

Outfitterのユニフォームを利用したのは初めてですが、チーム分けが手軽にできて良かったと思います。

「部活みたいに厳しくなくて楽しい!」(参加した20代男性会社員の話)

仕事帰りに丸井の前で、案内のチラシを受け取ったのが参加のきっかけです。バスケの経験といえば、学生時代の体育の授業くらいでまったくの初心者です。部活みたいに厳しくないし、ヒップホップの音楽に乗って、すごく楽しくプレーできました。

スポンサーロゴの入ったユニフォームを着用すると、気分が高揚します。これからも継続的に参加したいと思います!

「3×3の楽しさを知ってもらいたい」(バスケクラス総合監修JIRO氏の話)

実態はスクールというよりも、みんなでバスケをして遊ぼうというのがコンセプト。ストリート由来で、「習うより遊ぶ」というのが3×3の特長です。

バスケは人気があるスポーツだし、みんなルールも知っています。だけど大人になってやる場所がない。あっても経験者に混じるのは大変です。しかも5×5のバスケは、ボールがあちこちに散らばるから、初心者だとただ走るばかりになりかねません。

その点3×3は、ハーフコートだけを使うから初心者でも結構、最初からサマになるんですね。また経験者が混じっても、得点のつけ方にハンデをもうけるなど工夫をすれば、レベルに関わらずみんなで楽しめます。

始まったばかりの試みですが、まずは3×3の楽しさを知ってもらいたい。シュートを決めたら、ハッピーな気持ちで家に帰れますよ。すごくポジティブなスポーツです!

「3×3は、ハーフコートだけを使うから初心者でもサマになる」とバスケクラス総合監修を務めるJIRO氏

JIRO 氏

高校卒業後に渡米。バスケットボール選手としてアメリカの大学でプレーしたのち2001年に帰国、引退後はイベント、クラブ店舗プロデュース、アーティストマネージメントなど主に音楽とスポーツに関連した業務を多数手がける。2006年のマイケル・ジャクソン来日時には通訳を担当。2005年にスタートした代々木公園の5on5ストリートバスケットボールトーナメント“ALLDAY”では創設メンバーの一人として現在も競技面を統括。RedBull Thre3Style世界チャンピオンDJのSHINTAROの海外におけるマネージメントを担当。2017年、ファッションを通じてカルチャーを発信・支援できるECプラットフォーム「FACTRY」(ファクトリー)をローンチ。東京都文京区出身。 株式会社FACTRY.jp 代表取締役 / 株式会社クロッシング東京 代表取締役

「ストリートバスケの世界観を再現したい」(代表を務める平野将之コーチの話)

僕自身はバスケの経験はなくて、すっとダンスをやっていましたが、3×3の魅力に惹かれて代表を務めるようになりました。バスケを分かっているコーチが教えるのではなくて、みんなで遊ぶという感覚です。ストリート由来って、そういうものです。カゴとボールさえあれば、老若男女がその場ですぐに始められて、楽しめます。

2020東京オリンピックでは、若者の興味を引く対策としてアーバンスポーツに3×3バスケはカテゴライズされ、注目を集めました。国際バスケットボール連盟が世界基準を統一して、全世界で普及しているニュースタイルのスポーツです。

ヒップホップの音楽に身を委ねていると、気分が上がりますよ。ストリートバスケ独特の世界観を、再現できればと思っています。ぜひ、気軽に遊びに来てください!

「気軽に遊びに来てください」と呼びかける平野将之コーチ

「まずは初回無料で参加してみたい!」というニーズに対応

下記ページより予約のうえ当日会場へ。
※初回無料は1人1講座限り。

https://zerockets.com/wp/scool/

取材/吉田正広 写真/細岡俊介

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