バレーボールのユニフォームに入れるマーキング、知っておくべき基礎知識

ユニフォームに入っている「選手番号」や「チームネーム」、これらを総称して「マーキング」といいます。バレーボールではユニフォームのマーキングに関して、取り付ける位置や大きさなどについて、細かくルールが定められています。 バレーボールのかっこいいユニフォームを作りたいなら、まずはマーキングに関する予備知識が必要です。しっかり確認しましょう!

マーキングとは

バレーボールのユニフォームには、「選手番号」「チームネーム」「選手名」などが、チームごとにカラフルな色やデザインで取り付けられています。これらを「マーキング」といいます。

マーキングにはそれぞれ重要な意味があるため、色やサイズ、位置などについて、細かくルールが決められています。

公益財団法人日本バレーボール協会(以下JVA)の「ユニフォーム規程」には、「マーキング」の各要素に関して、以下のように定めています。


3 選手番号
(1) ユニフォーム(ジャージ(シャツ))には、選手番号がユニフォームとはっきりと区別できる対照的な色で、明確に表示されていなければならない。
(2) 選手番号は6人制においては1~20番、9人制においては1~18番までとする。ただし、やむを得ない場合は1~99番まで認める。
(3) 選手番号のサイズは、次の通りとする。

(4) ショーツ前面下に、高さ4~6cm、字幅1cm以上の選手番号を付けてもよいが、全員がそろっていなければならない。

4 チームキャプテン
(1) チームキャプテンは、胸のナンバーの下に、長さ8cm、幅2cmのマークを、ジャージ(シャツ)と異なった色で付けていなければならない。

5 チームネーム
(1) ジャージ(シャツ)の胸部もしくは背部に、JVA-MRS*に届け出たチームネームまたはそれを特定できる略称のいずれかを付けなければならない。サイズは規定しない。また、チームのシンボルマーク(社章・校章・略号)も付けてもよい。
(2) ジャージ(シャツ)の袖に(袖が無い場合には背面襟下に)所属する都道府県名を付けてもよい。なお、都道府県名の大きさはチーム名よりも小さいこと。(高さが低いこと)

6 選手名
(1) ジャージ(シャツ)背部の上部中央に、者用する選手の選手名または通称を表示してもよい。(選手名の表示を認めていない種別を除く)
① 選手名を表示する場合、出場する選手全員が表示すること。
② 選手名のサイズは、高さ6~8cmとする。
③ 文字は、アルファベット横書きにより表記するものとする。
④ 表記は直線状または、肩の曲線に合わせたゆるやかな曲線状とする。

7 マニュファクチャーロゴ
(1)ユニフォームには、JVAが公認しているメーカーに限り、最大5×4cmまたは20cm²のマニュファクチャーロゴをジャージ(シャツ)・ショーツにそれぞれ一箇所だけ付けることが許される。(ソックスは、左右各々の、内側と外側に付けてもよい)

8 スポンサーロゴ及びユニフォーム広告
(1) ユニフォームにチームスポンサー名または商品名・商標・ロゴマーク及びユニフォーム広告を付けることができる。ただし、別途定める「ユニフォーム広告に関する規程」に従うこととする。
(2) 試合会場(体育館等)の規程により、広告掲載料が発生した場合は、当該チームがその実費を支払うものとする。

9 その他
(1) ユニフォームには、上記3~8以外のものの表示は認められない。

*JVA-MRSとは、公益財団法人日本バレーボール協会の登録管理システム

日本バレーボール協会 ユニフォーム規程 マーキングの規定

出典:公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)の「ユニフォーム規程」

バレーボールの背番号の意味

バレーボールには、どのポジション(役割)の選手が選手番号の何番をつけなければならないという決まりはありません。

JVAのユニフォーム規程では、選手番号について、「6人制においては1~20番、9人制においては1~18番までとしていて、やむを得ない場合は1~99番まで認める」とのみ定めています。

しかし、これまでバレーボールでは、キャプテンが1番、エースは4番をつけるのが一般的でした。今でも学生バレーではこの伝統が受け継がれていることが多いようです。

ですが、社会人などの一般以上のチームでは、選手自身が自分の好きな番号を付ける場合も多くなっており、背番号とポジションとの関連付けはなくなる傾向にあります。

Outfitterのマーキング

イオン・シグナスポーツ・ユナイテッドのユニフォームオーダーサービス「Outfitter」でユニフォームを作ると、「チーム名」「選手番号」「選手名」のほかに、「スポンサーロゴ」をマーキングできます。

「Outfitter」が用意したスポンサーロゴの中から、自分が好きなデザインのロゴを選ぶことができ、ユニフォーム代金が最大40%割引となります。

好きな企業や団体の「スポンサーロゴ」を入れるだけで、おトクにブランドのユニフォームを作ることができ、まるでプロ選手のような気分も味わえるこのサービス、ぜひ利用してみたいですね!

※注意
公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)のユニフォーム規程では、選手名は背番号の上に6cm以上8cm以下のマーキングしか認められていません。Outfitterでは、公式戦のユニフォームには、選手名の位置やサイズについては個別で対応します。公式戦に出られる方は、選手名の位置やサイズなどを個別で対応させていただきますので、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

Outfitterのマーキングのフォントについて

Outfitterでは、ユニフォームに入れる「チーム名」「選手番号」「選手名」のマーキングに使用するフォントを選ぶことができます。特にチーム名については、ユニークなデザインがそろった「Outfitterオリジナルフォント」と「シンプルフォント」の中から選ぶことができます。

チーム名

チーム名は「Outfitterオリジナルフォント」と「シンプルフォント」の中から選べます。

※画像は参考例となります。

・Outfitterオリジナルフォント

・昇華プレス加工

チーム名を「オリジナルフォント」から選んだ場合、マーキングは「昇華プレス加工」となります。

サテン系の生地に昇華プリントを施し、フルカラーを演出する加工方法です。マーク生地を2重、3重に重ねないため、マークが厚くならず、軽くしなやかな仕上がりになります。

バレーボールではフライングレシーブ時にユニフォームと床が接触します。その際、ラバー系のマーク生地を使用していると摩擦がかかって危険なため、昇華プレス加工ではサテン系の生地を使用しています。

・シンプルフォント

シンプルフォントを選ぶと、ユニフォーム前面の選手番号の上に、ストレート形状でチーム名が入ります。

加工方法、フォント、フォントカラーは、次に述べる「選手名、選手番号」と同じです。

選手番号、選手名

選手番号、選手名のフォントは、以下の5種類から選べます。

文字色は以下の14種類から選べます。

※注意
実際の色味とモニター上の色味は多少異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

・ダイヤシルキー加工

「選手名、選手番号」のマーキングは、「ダイヤシルキー加工」で行います。ダイヤシルキー加工では、昇華プレス加工のように昇華プリントで色を染めるのではなく、色のついた生地をレーザーカットし、熱圧着します。

Outfitterでは「スポンサーロゴ」を入れると、最大40%OFF

Outfitterでは、全11種類(9社)のスポンサーロゴをご用意しています。その中から、お客さまが自由にお好きなロゴを選ぶことができます。

スポンサーロゴをマーキングできるのは、「左胸、背中、パンツ」の3箇所。

マーキングする箇所によって割引率が異なり、3箇所全てにマーキングすると、ユニフォーム代金が40%割引となります。

・昇華プレス加工

「スポンサーロゴ」のマーキングは、「昇華プレス加工」です。サテン系の生地に昇華プリントを施し、フルカラーを演出する加工方法です。マーク生地を2重、3重に重ねないため、マークが厚くならず、軽くしなやかな仕上がりになります。

まとめ

ユニフォームのデザインを決定づけるのが、チーム名や選手番号、選手名などのマーキングです。

Outfitterのマーキングは、競技特性を考慮した、バレーボールのユニフォームとして最適の加工方法で行っています。

マーキングにとことんこだわって、自分たちだけのオリジナルデザインのユニフォームをOutfitterで作ってみませんか?

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