ユニフォームでいちばん人気は「青」! サッカー日本代表がいつも「青」なのはなぜ?

サッカーのユニフォームでダントツ人気は青や水色などの青系。サッカー日本代表は別名「SAMURAI BLUE」と言われ、ホームのユニフォームはいつも青! 青いユニフォームがなぜ選手たちに人気なのか、その理由を調べてみました。

ホームユニフォームが「青」のサッカーチーム

まずは海外チームで、青いユニフォームがトレードマークのチームを3つご紹介します。


イタリア代表

2022-2023シーズンのユニフォーム

イタリアではサッカーのほかに、ラグビー、バレーボールなど人気スポーツのナショナルチームのユニフォームが青いため、どのチームもイタリア語で「青」を意味する「アズーリ」と呼ばれています。日本では「アズーリ」といえば、特にサッカーのイタリア代表を指すことが多くなっています。


チェルシー

2022-2023シーズンのユニフォーム

イングランドのプロサッカーリーグ、チェルシーの愛称は「ブルーズ(Blues)」。彼らの応援ソングは「ブルー・イズ・ザ・カラー」です。

2022-23シーズンのチェルシーのホームユニフォームは、1952年に就任した伝説の監督、テッド・ドレイクを称えてつくられています。


2023-2024シーズンのユニフォーム

1997-98年と1998-99年の2シーズンに渡って使用された当時のHOMEユニフォームを彷彿とさせるデザイン。そして当時選手兼任監督としてクラブを率いたレジェンド、故ジャンルカ・ビアリをオマージュしております。


インテルナツィオナーレ・ミラノ

2021-2022シーズンのユニフォーム

イタリア・セリエAのミラノを本拠地とする名門クラブ「インテル」には、元日本代表の長友佑都選手が所属していました。ホームユニフォームはいつも青と黒を基調にしていましたが、2021-22シーズンは、異なる2つの青が基調。クラブの愛称でもある「Biscione(ビショーネ)」(大蛇)に敬意を表す特別なスネークスキンのデザイン。


2022-2023シーズンのユニフォーム

2022-2023シーズンは、王道のネッラズーリ(イタリア語で青と黒を意味)の縦じまが復活。袖から袖までが1本の線のようにつながるスタイルが特徴的です。

2023-2024シーズンのユニフォーム

2023-2024シーズンは、伝統的なクラシックの雰囲気(古代的)、近代のモダン建築を匂わせる(デジタル)が融合したミラノの街をイメージしたデザイン。2025-26シーズンまでの契約を締結した「Paramount+」のロゴが新たに胸に入りました。


日本代表のユニフォームが青い理由

サッカー日本代表のホームユニフォームは、1930年代以降、「青」が基本です。色調は変化していますが、青系統で通してきたため、日本代表は別名「SAMURAI BLUE(サムライ・ブルー)」と呼ばれています。


最初のコンセプトは「国土を取り巻く海」だった

日本サッカー協会(JFA)では、2021年9月10日に設立100周年を迎えたことを記念して、サッカー日本代表100周年アニバーサリーユニフォームを発表しました。

日本サッカー協会(JFA)の公式サイトによると、「1930年、日本代表チームは、初めて全国からの選抜メンバーで編成され、その時に、『国土を取り巻く海』をコンセプトにユニフォームのカラーを青に制定しました。そして1936年には、同じ青のユニフォームで、ベルリンで開催された国際スポーツイベントに出場し、世界の舞台で初のベスト8に勝ち進みました。」ということです。

アニバーサリーユニフォームは90年前のこれら2つの青いユニフォームを参考にして、現代的に復刻したモデル。メインカラーは「ライトブルー」で、3つボタンのポロシャツスタイルです。

そう、実は「SAMURAI BLUE(サムライ・ブルー)」とは、もともとは日本を取り巻く「海」がイメージの由来だったんですね!

adidasが送り出してきた歴代日本代表ユニフォーム

アディダス ジャパンは1999年より日本サッカー協会とオフィシャルサプライヤー契約を締結し、日本代表ユニフォームを提供してきました。

これまで発表された13モデルは、サッカー日本代表のこれまでの戦いの軌跡と重なっています。

この中で比較的記憶に新しい、4つの日本代表のユニフォームをご紹介しましょう。


ORIGAMI(折り紙)2022-2023

2002年、日本で初めて開催されたW杯の決勝終了後に会場に舞った270万羽の折り鶴がヒント。日本代表が「山あり、谷あり」の歴史を経て進化を続けてきたことに、折り紙の「山折り・谷折り」を重ね合わせてつくられました。


日本晴れ2020-2021

サッカー日本代表が、日本中に希望を与える日本晴れの空のような存在であってほしいという願いが込められています。


勝色2018-2019

「勝色」を意味する日本の伝統色である深く濃い藍色をベースカラーに採用。侍の着物の前あわせ部分にインスパイアされたVネック部分には、日の丸の赤を表現する「ビクトリーレッド」を配しています。


円陣2014-2015

エンブレムを中心に広がるユニフォーム左胸の11本のラインは、「円陣」を組んだ後、戦いに向けてピッチへと広がる選手たちを表現しています。

「青」がもつイメージ

青は空、海、水を連想させ、クリーンで知的な印象を与える色です。「クール」「爽やか」「誠実」といったイメージがあるので、企業のWebデザインによく使われます。

さらに、世界中で一番好まれる色は青色といわれています。特にヨーロッパでは国旗に青が多く使用されており、ロイヤルブルーは英国王室のオフィシャルカラーです。

青という色には、心身の興奮を鎮める、集中力を高める、時間経過を遅く感じさせる、食欲を抑えるなどの心理的効果があります。

白との相性がよいため、Outfitterではシャツは青系統、パンツは白という組み合わせがとても人気。日本代表のユニフォームでも、その上下をよく見ましたよね。

「ユニフォーム規程」で気を付けておきたいこと

公式戦などで着用するユニフォームは、出場資格として大会要綱に定められているユニフォーム規定に沿ったものである必要があります。多くの場合、これら規定のベースとなっているのは、日本サッカー協会(JFA)の「ユニフォーム規程」です。「ユニフォーム規程」は、2020年11月に次のように改正しました。


第4条〔ユニフォームの色彩〕
1.ユニフォームのうちシャツの色彩は、審判員が通常着用する黒色と明確に判別し得るものでなければならない。

2.シャツの前面と背面の主たる色彩は同じでなければならない。ショーツ及びソックスの前面と背面の色彩は同じでなければならない。


黒に見える濃紺などのシャツは要注意!

第4条の改正では、レフェリーが着用する黒、もしくは黒に近い色のシャツはユニフォームに使用してはならないと、事実上言っています。

そのため、濃紺や濃いグレーなどのシャツは、場合によっては失格になる可能性があるので、ユニフォームに使うのは避けた方が無難でしょう。

ですが、公式戦ではなく、仲間同士での交流などのエンジョイ目的であれば、まったく問題ありません。ケースバイケースで使い分けることをおすすめします。

Outfitterで買える青のユニフォーム

青いユニフォームは、Outfitterでも大人気。ここでは各ブランドの青いシャツをご紹介しましょう。
(こちらに掲載してあるユニフォームは、あくまで記事作成時点(2024年3月)のサイトに掲載されているユニフォーム情報であり、価格の変更や、在庫がないため商品購入ができないなどの可能性があります。予めご了承ください。)

Adidas / ENTRADA22 / ローヤルブルー / 2,990円(税込)


左から
Nike / DRI-FITニューエラGX4ショートスリーブジャージ / Navy / 11,550円(税込)
Nike / DRI-FITニューエラGX4ショートスリーブジャージ / Blue / 11,550円(税込)
Nike / DRI-FITニューエラGX4ショートスリーブジャージ / Light Blue/Navy / 11,550円(税込)
Nike / DRI-FITニューエラGX4ショートスリーブジャージ / Light Blue / 11,550円(税込)
(DRI-FITニューエラGX4ショートスリーブジャージは、昇華ユニフォームのため、お届けまで約8~9週間かかります。予めご了承ください。)


左から
Nike / パークVII S/Sジャージ / ユニバーシティーブルーホワイト / 2,860円(税込)
Nike / パークVII S/Sジャージ / ロイヤルブルーホワイト / 2,860円(税込)
Nike / パークVII S/Sジャージ / ミッドナイトネイビーホワイト / 2,860円(税込)
Nike / DRI-FITニューエラGX3ショートスリーブジャージ / Blue / 11,550円(税込)
Nike / DRI-FITニューエラGX3ショートスリーブジャージ / LightBlue / 11,550円(税込)
(DRI-FITニューエラGX3ショートスリーブジャージは、昇華ユニフォームのため、お届けまで約8~9週間かかります。予めご了承ください。)


左から
UMBRO / ゲームシャツ(グラフィック) / ブルー / 4,290円(税込)
UMBRO / ゲームシャツ(グラフィック) / ネイビー / 4,290円(税込)
UMBRO / ゲームシャツ(切り替え) / ブルー / 4,290円(税込)
UMBRO / ゲームシャツ(ワンポイント) / ブルー / 2,750円(税込)


左から
PUMA / TEAMRISEゲームシャツ / エレクトリックブルーレモネード / 2,530円(税込)
PUMA / TEAMLIGAストライプゲームシャツ / エレクトリックブルーレモネード / 2,970円(税込)
PUMA / TEAMGLOTYゲームシャツ / エレクトリックブルーレモネード / 3,300円(税込)
PUMA / TEAMLIGAゲームシャツ / エレクトリックブルーレモネード / 2,750円(税込)


左から
NB / 昇華ゲームシャツ襟付き / サックス / 11,330円(税込)
NB / 昇華ゲームシャツ襟付き / ブルー / 11,330円(税込)
NB / 昇華UK20ゲームシャツ / サックス / 12,320円(税込)
NB / 昇華UK20ゲームシャツ / ブルー / 12,320円(税込)
NB / 昇華ゲームシャツ / ブルー / 10,230円(税込)
(上記NB商品は、昇華ユニフォームのため、お届けまで約9~13週間かかります。予めご了承ください。)


左から
SFIDA / HEX LINE’22シャツ / サックスブルー / 9,350円(税込)
SFIDA / HEX LINE’22シャツ / ブルー / 9,350円(税込)
SFIDA / HEX LINE’22シャツ / ネイビー / 9,350円(税込)
SFIDA / NOISER’22シャツ / サックスブルー / 9,350円(税込)
SFIDA / NOISER’22シャツ / ブルー / 9,350円(税込)
(上記SFIDA商品は、昇華ユニフォームのため、お届けまで約8~9週間かかります。予めご了承ください。)

アウトフィッターでのデーター入稿方法のご紹介(操作方法)

Outfitterのトップページにある「サッカー ユニフォーム作成を始める」というボタンをクリックします。そこから、Outfitterカスタマイザーの画面に進みます。


STEP 01 CATEGORY/プレーヤーと商品を選ぶ

  1. プレーヤー(メンズ・レディース、キッズ)を選択します。
  2. 商品(シャツ・パンツ・ソックス)を選択します。
  3. 「次へ」ボタンをクリックして、ブランド画面に進みます。

STEP 02 BRANDS/ユニフォームブランドを選ぶ

  1. ブランドの一覧からブランドを選択します。
  2. 「次へ」ボタンをクリックして、プレーヤー画面に進みます。

STEP 03 PLAYERS/プレーヤー用ユニフォームを決める

  1. 商品一覧からシャツ、パンツ、ソックス各商品を選択します。選択時にカラーの絞り込みができます。
  2. ユニフォーム画像右下のプラスアイコンをクリックして、商品の説明やサイズ展開を確認します。
  3. 左のカテゴリで全身の色合いをチェックします。
  4. 「次へ」ボタンをクリックして、キーパー画面に進みます。

STEP 04 GOALKEEPER/キーパー用ユニフォームを決める

キーパーのユニフォームを購入する場合、確認メッセージが表示されますので「はい」ボタンをクリックします。

「いいえ」ボタンをクリックすると STEP 05 に進みます。

  1. プレーヤー同様、キーパーのユニフォームを選択します。
  2. プラスアイコンをクリックして、商品の説明や素材を確認します。
  3. 左のカテゴリで全身の色合いをチェックします。
  4. 「次へ」ボタンをクリックして、カスタム画面に進みます。

STEP 05 CUSTOM/ユニフォームをカスタマイズする

  1. A~Fの設定をします。ユニフォームイメージでカスタマイズする箇所を確認できます。
  1. Aエンブレム 定型エンブレムから選択、もしくは自身で作成したエンブレムのファイルをアップロードします。定型エンブレムにはチーム名を入力できます。アップロードするファイルは最大10MBでAI/PSD/PNGファイルになります。
    Bチーム名
    チーム名を入力するか、次のスポンサー画面でスポンサーを選択するかのいずれかになります。
    C-F選手番号・選手名を設定します。
    選手番号の位置、フォント、フォントカラーを選択します。
    フォントカラーはプレーヤーとキーパーのユニフォームごとに設定できます。選手名の表示形状はストレート、もしくはアーチ型から選択します。
  2. 「次へ」ボタンをクリックして、スポンサー画面に進みます。

STEP 06 SPONSOR/スポンサーを選ぶ

  1. A~Cの設定をします。ユニフォームイメージでスポンサーロゴの配置箇所を確認できます。
    A胸
    胸につけるスポンサーを決めます。 チーム名を設定している場合、スポンサーを設定するとチーム名が削除されます。
    B左袖
    左袖につけるスポンサーを決めます。
    Cパンツ
    パンツにつけるスポンサーを決めます。
  2. 「次へ」ボタンをクリックして、ユニフォーム確認画面に進みます。

※スポンサーについて
スポンサーはユニフォームの色や柄により選択できないものがあります。
スポンサーをつける箇所によりユニフォーム代金からディスカウントされます。


STEP 07 CHECK/カスタマイズ内容を確認する

  1. ユニフォーム全体のイメージを確認します。
  2. カスタマイズ内容やスポンサーを確認します。
  3. 「次へ」ボタンをクリックして、オーダーシート画面に進みます。

※イメージと異なっている場合は、画面下のステップからユニフォームやカスタマイズの画面に簡単に戻ることができます。


STEP 08 ORDER/オーダーシートを記入する

  1. プレーヤーおよびキーパーの数量を入力後、「決定」ボタンをクリックして、オーダーシートを作成します。
  2. プレーヤー、キーパーごとに選手名、選手番号、サイズを入力します。全て入力するとチェックマークがつきます。
  3. 「購入手続きへ」ボタンをクリックし、購入手続き画面へ進みます。

まとめ

サッカーのユニフォームの中で最も人気のカラーである「青」。

日本では「SAMURAI BLUE」の印象が強いのですが、各国代表や有名クラブでも青を採用しているチームは多く、ユニフォームがチームのイメージアップに大きく貢献しています。

クールで爽やかな印象の青いユニフォームを、Outfitterでぜひ作ってみてくださいね。

(記事作成日:2021.8.16、更新日:2024.3.25)